【ピンク・フロイド Dark Side of the Moon 「The Great Gig in the Sky」】月の裏側にいけそうな音楽そのいち
ピンク・フロイド Dark Side of the Moon 「The Great Gig in the Sky」
邦題「虚空のスキャット」と 言うだけあって女性ボーカルのわめきちらす子供のような歌い方は 生きることの根源的な虚しさを表現しているようでありながら、同時に生きた人間のエネルギーを肯定的に表現しているようでもあり、大きなスケール感のある名曲だと思います。特に暗い海を漂うようなピアノのイントロが終わり晴天の霹靂感をもってドラムが入ってくるところや中盤のオルガンのロータリースピーカーが効き始めるあたりとか… ほんと鳥肌たちまくりなのです… この曲を聞いていると心と体が軽く感じ、しばらくすると体の重さは完全に感じなくなると同時に足は地面から離れていき、ゆっくりと宙に浮かびあがり、いつのまにか自宅のアパートの屋根は目下に、そしてそのまま気持ちよく上昇していくと地上の光が星のように煌めいて、さらに上昇していくと何も見えなくなり不安に辺りを見回していると目がツンってしてて銀色で痩せてる生き物がこっちに向かって手をふっている…
ここは月の裏側なんだ…
そんな妄想を膨らませてしまう至高の一曲となっております
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