Grover Washington, Jr. / Make Me a Memory (Sad Samba) 20年前に帰れそうな音楽そのにい
Grover Washington, Jr. / Make Me a Memory (Sad Samba) 20年前に帰れそうな音楽そのにい
自分はこの曲を夜中の2時半ごろに聴くと、なんとなく心地よいような寂しいような気持ちになるとともに、なぜか過去に意識が向き始め、20~30年前に脳みそがタイムトラベルしだします。
というのもこの曲、リリースは1,980年ということで、今の30代くらいの人が幼少期に知らず知らずの間に耳にしているようなジャンルの音楽であるので、きっと、聴いた感触としては懐かしい感じとか、ノスタルジックな感情を呼び覚ますことと思います。
そんな感情に浸って、ほっこりとできるのも音楽の良さだとはおもいますが、
それだけでなく、この曲はジャズの大きな要素のひとつであるアドリブを大変ポップに聴かせているのと同時に、全体的な曲の雰囲気をとても聞きやすくまとめており、今聞いてもひとつの音楽の形式として新しさを感じることができる演奏であると思います。
また、最先端のカマシワシントンやロバートグラスパーなどジャズミュージシャンにくらべると朴訥した飾り気のない印象を受けるところも個人的に好きです。
休日の前の日の夜にほろ酔いでこの曲を聴くのはきっと、ベタですがにいい感じになりそうです!!
グローバーワシントンジュニア
誕生日:1943年12月12日
出身地:アメリカ合衆国ニューヨーク
死没:1999年12月17日
パート:サックス