Bjork / All is Full of Love 

Bjork / All is Full of Love

人を一時的に楽しませた後、日常を生きる活力をあたえるものを「エンターテイメント」とと呼び、一方、それを体験することにより、人の心に傷をのこし一時的ではない影響を及ぼすものを「アート」と呼ぶ。そのようなエンターテイメントとアートの定義付けを、とある学者さんがされてらっしゃいましたが

その定義付けでいうと「ビョーク」の「オールイズフルオブラブは」20才ごろの自分にとってまさにアートと呼べる曲だったように思います。

当時の自分はこの曲を聴くことで素直に勇気づけられ、前向きになることができ、完全に考え方などに影響されていたように思います。

この曲は、今あらためて聞いてもパワーがあると思いますし、生きるうえでの突破力を与えてくれる稀有な一曲であるとおもいますが

この曲のミソとしてはエンターテイメントとしての魅力も兼ね備えており、その部分がこの曲の主張と、聴く人との橋渡しの役目をしているのとともに、多くの人から支持を得られるポップスにしあがっている要因であるように思います。

最近のビョークに関してはエンターテイメントの部分は欠いており、個人的に音楽に没入することが難しくなっているように思いますが、相変わらず強い「主張」を感じることはできるので、もっと聞き込んでみたいと思います。

 

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