【Kate bush "Wuthering Hights"】キャシーには同情する

Kate bush "Wuthering Hights"

恋の空騒ぎのオープニングで曲の最初のほうがで流れていたので多くの日本人が認知しているであろうこの曲。この曲は最初の部分を聞いただけでも得体の知れない毒々しさを感じてしまう。これまではその毒々しさはどうゆう理由で生じているのか気になってはいたものの改めて調べるまでには至らなかったが、この度、ネット検索にておてがるに調べた結果、納得の仮説を発見した。

 

結論から言うと、曲中に出てくるキャシーはお化けである。

 

そもそもこの曲は「嵐が丘」という小説を題材にした曲であり、その小説の中でキャシーはヒースクリフのことを大変愛していたがヒースクリフは過去にキャシーから受けた裏切りについて大変根にもっており、キャシーに対し陰湿な嫌がらせをし、キャシーは精神を病んで死んでしまう。その後いろいろあった後、最終的にはお化けのキャシーがヒースクリフの前に登場しヒースクリフも気を病んで死んでしまう。曲中で何回もしつこい程にリフレインする「ヒースクリフ、私よ、キャシーよ、帰ってきたの」とか「すごく寒いの 中に入れてちょうだい」などの部分はおそらくお化けのキャシーがヒースクリフの前に現れるクライマックスのシーンと思われる。

こんな愛憎劇をモチーフにしたこの曲にはケイトブッシュの直情的な歌い方が大変似合っており、ケイトブッシュが歌うことにより原作のストーリーのみで得られる感動をさらに奥行きのあるものにしているのであろう。って原作は読んだことないけど思います

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